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24/04/10
デリカフーズHD、大阪府茨木市で「大阪FSセンター」開設
デリカフーズホールディングス(本社・東京、大崎善保社長)は子会社デリカフーズが4月8日、大阪府茨木市に「大阪FSセンター」を開設した。4度以下の「スーパーコールドチェーン」に対応した西日本の中核施設で、今まで以上に高品質で安全・安心な商品の提供を目指す。
所在地は、大阪府茨木市。地上3階建てで、延べ床面積は5645平方メートル。関西地区ではデリカフーズ最大の青果物加工・物流センター。
オートメーション化による省人製造ラインも導入。真空加熱野菜製造ラインや、サラダライン、ミールキットラインを新設し、カット野菜製造ラインには異物除去装置を開発・導入した。
在庫管理システムや進捗管理システムを導入。野菜ごみの完全リサイクル化、フードテロ対策として最新の顔認証セキュリティシステムも備えた。
新センターの開設で、デリカフーズが2010年から進めてきたセンターの全国展開が、東北・関東・中京・関西・九州の主要都市圏で完了。同一レベルの高品質なサービスを提供できるようになった。
デリカフーズグループは、2024年3月期を最終期とする中期経営計画で、基本方針の一つに「青果物流インフラの構築」を掲げ、需要が高まる既存エリアや空白エリアでの拠点増設を進めてきた。今後は、グループで培ってきた技術やノウハウを活かし、今まで以上に高品質で安全・安心な商品の提供を目指すとしている。