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24/04/10

センコーGHD、宮崎県都城市に3温度帯の物流倉庫開設

 センコーグループホールディングス(本社・東京、福田泰久社長)は4月8日、宮崎県都城市に大容量蓄電池を建設した「センコーグループ都城物流センター」を開設した。運営は、傘下のランテックが担う。常温・冷蔵・冷凍の3温度帯対応の倉庫で、冷凍・冷蔵物流のさらなる拡大と、再生可能エネルギーの活用促進を図る。

「センコーグループ都城物流センター」は傘下のランテックが賃借し運営する

 所在地は、宮崎県都城市高城町桜木西原804ノ10。敷地面積は2万2214平方メートル。鉄骨造2階建てで、延べ床面積は9272平方メートル。宮崎自動車道都城インターチェンジ(IC)から約1キロメートルに立地。バース24台、給油所、洗車場、整備場を備える。
 環境面では、パワーエックスが製造する大容量蓄電池「メガパワー」を敷地内に設置した。蓄電容量は2742キロワット時。屋根上に設置した太陽光発電設備によって発電した電力をメガパワーにため、再生可能エネルギーとして施設内で自家消費する。この取り組みは、国交省の物流脱炭素化促進事業の認定を受け実現した。

敷地内に設置されたパワーエックス製の大容量蓄電池「メガパワー」