トラボックス、「モール」をリニューアル　ウェブ版トラックショーへ

　トラボックス（本社・東京、皆川拓也社長）は４月１日、トラック運送企業向けに製品・サービスの比較・検討と一括資料請求を無償提供する「トラボックスモール」をリニューアルした。運送企業が自社のニーズに合った製品・サービスを見つけ出すための時間と労力の削減をサポートするとともに、製品・サービス提供企業と運送企業の接点づくりにつなげる。
　運送企業が自社の課題解決に向けた製品・サービス導入を検討する手段を確認したところ、利用する同業者に電話したり集会などで顔を合わせたりして、導入経緯や競合製品・サービスの情報を得ていることが多いことが分かった。ホームページなどで調べても比較・検討や見極めが難しく、トラックショーなどの展示会に参加しても平時開催が多く参加できなかったり、必要以上に営業を受け敬遠して足が遠のいてしまうといった事情も分かった。
　一方、製品・サービスを提供する企業からは「展示会へ出展しても運送企業の参加が少なく費用対効果が見込めない。従来の営業だけでは運送企業との接点を持つことが難しい」との声もある。
　そこでトラボックスは、運送企業と製品・サービス提供企業双方の課題を迅速に解決するため、このほど、トラボックスモールをリニューアルした。昨年11月に仮オープンしていたが、今後、より分かりやすくして、出展社数も増やす。トラボックスモールは、運送企業が各製品・サービスの比較・検討や一括請求・問い合わせを行う際には費用はかからない。主に、運行・動態管理、勤怠管理、倉庫管理、中古トラック、採用、金融・Ｍ＆Ａ、物流メディア、その他の８つの分野で提供を開始する。トラボックスモールのＵＲＬは、https://www.trabox.ne.jp/carrier/hikaku/index.html