セイノーＨＤ、新会社でグループのラストワンマイル事業の連携強化

　セイノーホールディングス（本社・岐阜県大垣市、田口義隆社長）は４月１日、新会社「セイノーラストワンマイル」を設立した。ラストワンマイル関連事業を手掛けるグループ各社の管理機能を集約し、連携を強化する。迅速な意思決定による効率的なサービス提案を目指す。
　資本金1000万円。ラストワンマイル関連事業の企画・開発やオープンイノベーション、システム開発・運用を担う。東京都中央区日本橋に本社を置き、社長はセイノーＨＤの河合秀治執行役員が兼任する。また、セイノーＨＤの田口社長が代表取締役を兼任する。
　国内のＥＣ物量の増加傾向はコロナ禍で加速し、今後も続くことが見込まれている。荷物の受け取りニーズも多様化しており、セイノーＨＤはラストワンマイル関連事業のグループ会社を増やしてきた。一方、ラストワンマイルに関する課題も高頻度に発生しており、新会社で対応を図る。