- 物流企業
24/04/02
SGムービングとリネットJ、廃家電回収を新たに5自治体で開始
SGムービング(本社・東京、角本高章社長)とリネットジャパンリサイクル(同・愛知県大府市、中村俊夫社長)は3月、新たに5自治体で、自治体公認の使用済み家電の回収サービスを開始した。茨城県古河市、群馬県下仁田町、千葉県野田市、福井県小浜市、福岡県赤村と連携協定を締結した。
両社は、さまざまな廃家電の処分手続きをまとめて行えるプラットフォーム(基盤)を提供。家電リサイクル法指定4品目や小型家電を一括で家庭から直接回収し、リサイクル物流の需要に応えている。5自治体を合わせ、これまでに全国111自治体とサービス提供の協定を結んだ。
テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンは、各家電メーカーの引き取りとリサイクル処理が法律で義務付けられている。一方、大型家電の搬出は難しく、無許可業者による回収や不法投棄が全国で問題となってきた。また、電子レンジやドライヤーなどの小型家電は排出時に適用される法律が異なり、回収手続きの煩雑さがリサイクル物流の障壁となっている。