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24/04/01
キリンロジ×JR貨物×日通、モーダルシフト推進へ連携強化
キリングループロジスティクス(本社・東京、安藤弘之社長)、JR貨物(同・同、犬飼新社長)、日本通運(同・同、竹添進二郎社長)はモーダルシフト推進に向けた連携を強化する。4月1日、キリングループ製品の中・長距離トラック輸送を鉄道・内航船輸送に切り替える取り組みを開始した。3社で協業し、「2024年問題」への対応や脱炭素社会の実現に貢献する。
10トン車約7000台分、5トンコンテナ換算では約1万7000個分に当たる年間約8・4万トンを順次、主に鉄道輸送に転換する。年間約3130トンの二酸化炭素(CO2)削減を見込む。取り組みで得た知見は、今後も不足が予測される近・中距離輸配送に活用し、物流全体の効率化を目指す。
各輸送モードの特性を生かしながら柔軟に輸送モードを組み合わせるサービス「Sea&Rail」なども活用し、最適な輸送体系を構築する。また、自然災害に伴う鉄道不通時の代替海上輸送ネットワーク、年末年始などの長期連休にも対応可能な鉄道輸送ネットワークを構築する。さらに、鉄道コンテナ専用集配車両だけではなく、荷主トラックによるコンテナ発着駅での持ち込み・引き取り体制構築にも取り組む。