• 荷主

24/03/29

アスクル、6月に上尾市で「アスクル関東DC」を開設

 アスクル(本社・東京、吉岡晃社長)は6月、埼玉県上尾市に「アスクル関東DC」を開設する。アスクルバリューセンター関西に次ぐ2番目の規模の施設で、事業所向けEC「アスクル」と消費者向けEC「ロハコ」の両方の物流拠点として使用する。
 新センターの所在地は、埼玉県上尾市愛宕3ノ1ノ22。「GLP上尾」を賃借する。敷地面積は4万5976平方メートル。免震構造の5階建てで、延べ床面積は10万4931平方メートル。
 関東地方から東北までを網羅する東日本の大規模物流拠点として機能する。物流センターへの納品を新センターに集約することで、メーカーや配送を担う企業の負担軽減を実現する。
 また売れ筋商品ではない(ロングテール)商品の在庫を集約することで、多様な商品の1箱単位での配送に対応。箱当たりの単価を向上させ、配送比率の低減を図る。またアスクルバリューセンター関西から行っていたロングテール商品の出荷を新センターに切り替えることで、東日本の顧客へのリードタイム短縮にもつなげる。

「GLP上尾」を賃借し、新センター「アスクル関東DC」を開設