• 物流企業

24/03/26

セイノーグループのケーシーエスが休憩室に祈祷室設置

 セイノーホールディングス傘下で低温物流を行うケーシーエス(本社・群馬県玉村町、籾山勝幸社長)はこのほど、休憩室を改修し祈祷(きとう)室を設置した。職場環境の整備とともに宗教の多様性尊重につなげる。
 休憩室を改修した施設は、群馬県の共配群馬事務所。従業員約150人のうち、90人が外国籍従業員。休憩室を拡大するとともに、祈祷室を設置した。
 セイノーHDでは重点課題の一つに「多様な人が活躍する組織づくり」を挙げており、西濃運輸がタイ、インドネシアで会社説明会を開催するなど、多様な人材が活躍できる会社を目指している。今後も多様性を尊重し、ウェルビーイング(心身共に健康で、社会的にも満たされた状態)な企業の実現を通じて、生産性の高い事業を行う。

休憩室の改修の際に設置された祈祷室