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24/03/19

NEXCO中日本など、アサヒ物流を重量違反告発  

 車両制限令で定める総重量を大幅に超える大型トレーラーを通行させたとして、日本高速道路保有・債務返済機構と中日本高速道路(NEXCO中日本)金沢支社は3月13日、道路法違反の疑いで、アサヒ物流(本社・高知県南国市、竹村政臣社長)とドライバーを、福井県警高速道路交通警察隊に告発した。
 同支社によると、昨年9月7日、北陸自動車道敦賀インターチェンジで木材を積載したアサヒ物流の大型トレーラーを計測。結果、総重量が車限令で定める最高限度の25トンの倍以上に当たる52・15トンだったことを確認した。特殊車両にもかかわらず無許可で通行させ、極めて悪質と判断した。
 NEXCO中日本は車限令違反などを専門に取り締まる「車両制限令等違反車両取締隊」を組織し、徹底した違反車両対策を実施。悪質違反者には文書で警告したり、違反者講習会に責任者を呼んで対面指導したりしている。