• 荷主

24/03/19

アマゾン、4月相模原市で物流拠点を稼働 ロボット導入国内最大規模

 アマゾンジャパン(本社・東京、ジャスパー・チャン社長)は4月、相模原市にフルフィルメントセンターを稼働する。商品棚を持ち上げて移動するロボット「アマゾンロボティクス」を導入した施設では国内最大。効率的な入出荷で、1日最大65万個以上の商品出荷を担う。
 延べ床面積は約15万平方メートル。商品保管容量は約4万2475立方メートル。新拠点に導入されるアマゾンロボティクスは、「ドライブ」と呼ばれるロボットが、「ポッド」と呼ばれる専用商品棚を持ち上げて移動させる。ロボットと人の共同作業で商品の棚入れ・棚出しをより効率的に行えるとともに、従来の固定棚よりも在庫保管量を最大40%拡大でき、商品の品ぞろえを増やせる。新拠点には約3000台のドライブと約3万5000台のポッドを備える。
 また、紙袋自動こん包機を導入し、資材削減のためこん包資材を段ボールから紙袋に置き換えるこん包の簡素化の取り組みをさらに進める。

4月に相模原市で稼働するフルフィルメントセンターの外観