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24/03/18

24年度トレーラー国内需要、前年度比1%増の見通し

 日本自動車車体工業会トレーラ部会によると、2024年度のトレーラー国内需要は、前年度比1%増の7400台の見通し。23年度の需要落ち込みに対し大幅な回復はないが、バン型を中心にやや反動があるとみている。
 トレーラーの形状別では、コンテナ用は2200台、平床は1500台、その他特装系は1400台といずれも前年度から横ばいで、バン型のみが前年度比5%増の2300台と見込む。
 また、23年度は「物流2024年問題」によるトレーラー需要増が見込まれていたが、鋼材を含む資材費高騰による車両価格上昇などでユーザーの模様眺めが続いており、22年度比13%減の7300台にとどまるとみる。バン型とコンテナ用がそれぞれ同18%減の2200台、平床が同10%減の1500台、その他のトレーラーのみ同4%増の1400台の見通し。