• 物流企業

24/03/18

ロジスティード、インド現地法人がムンバイ近郊で物流施設を開設

 ロジスティード(=旧・日立物流、本社・東京、中谷康夫会長兼社長)の現地法人は2月、インド有数の商業地ムンバイ近郊で多機能型物流施設「ムンバイ物流センター」を開設した。インド西部のハブセンターとしての活用を見込む。
 所在地はマハラシュトラ州ナビムンバイ。鉄骨造平屋建てで、延べ床面積は4万3540平方メートル。床荷重は1平方メートル当たり7トン。有効高さは13~19メートル。ドックレベラー、自家発電設備、防犯カメラを備える。インド最大級のナバシェバ港や、建設中の新空港、南北に延びる主要幹線道路からのアクセスに優れる。
 ロジスティードグループは、インドでの4大都市MPLC(多機能型物流センター)構築計画として2022年にチェンナイに物流施設を開設。今回の施設は2拠点目。25年にバンガロール、26年にはデリーに開設し、輸送ネットワークでつなぎ、顧客のサプライチェーンを最適化するワンストップサービスを提供する。

2月に開設した「ムンバイ物流センター」の外観