• 物流施設

24/03/12

日本GLP、26年3月神奈川県厚木市で物流施設をしゅん工

 日本GLP(本社・東京、帖佐義之社長)は2026年3月、神奈川県厚木市で「GLP東名厚木」をしゅん工する。多様な産業が集積し、企業誘致も予想される地域で、高まる物流施設需要に応える。

「GLP東名厚木」の外観イメージ

 新施設の所在地は、厚木市酒井土地区画整理事業地内。東名高速道路の厚木インターチェンジ(IC)から900メートル、新東名高速道路の厚木南ICから500メートルの立地。敷地面積は約3万7000平方メートル。4階建ての耐震鉄骨造で、延べ床面積は約8万5000平方メートル。最大12テナントの入居が可能。
 床荷重は1平方メートル当たり最大2トンにまで対応。高床式と低床式の両方のバースを備え、営業時間外に積み降ろし可能な置き配バースも設置する。各階にアクセス可能なシングルランプウェイを採用。太陽光発電施設などを設置し、環境に配慮した施設を目指す。
 施設の周辺には、飲食や食品、自動車部品などの関連工場、3PLを含む物流企業が集積する。また厚木市の都市計画が指定する南部産業拠点であり今後も新たな企業誘致が予想され、物流施設需要の高まりが見込まれる。
 小田急小田原線の愛甲石田駅から1・9キロメートル、神奈川中央交通の愛坪バス停から徒歩5分で通勤の利便性が高く、雇用確保にも有利な立地。
 日本GLPは、過去に開発した物流施設での地域貢献のノウハウを活かし入居企業を支援する。独自の施設運営で、入居企業と地域住民をともに支える物流拠点を目指す。