イノフィス、新たにＥＵ２カ国で「マッスルスーツ」発売

　イノフィス（本社・東京都八王子市、乙川直隆代表取締役）は３月１日、新たにＥＵ圏のチェコとスロバキアで、アシストスーツ「マッスルスーツEvery」「マッスルスーツSoft-Power」を販売開始した。海外の販売エリアを19の国・地域に拡大し、今後も特にＥＵ諸国での販売強化を図る。
　マッスルスーツの海外展開の一環。イノフィスによると、チェコやスロバキアでは工業やヘルスケアユーザーからのニーズが大きく、現地販売代理店との協業で製品を展開する。
　イノフィスは2024年１月末時点で、アジアでは中国、韓国、台湾、香港、マカオ、マレーシア、タイ、ＥＵではフランス、スペイン、イタリア、ドイツ、ポーランド、デンマーク、エストニア、ラトビア、リトアニア、中南米ではメキシコでマッスルスーツの海外販売店を展開していた。ＥＵ諸国では、労働者保護の観点からアシストスーツの潜在ニーズが高いと見込み、事業展開を加速する。