• 物流施設

24/03/08

CRE、3月福岡県小郡市に物流大手の専用施設を稼働

 シーアールイー(=CRE、本社・東京、亀山忠秀社長)は3月、福岡県小郡市の物流施設「ロジスクエア福岡小郡」を稼働する。入居企業の要望に沿って造るBTS(ビルド・ツー・スーツ)型施設で、国内大手物流会社の専用施設として稼働する。
 新施設の所在地は、小郡市山隈。敷地面積は1万5989平方メートル。柱鉄筋コンクリート造・はり鉄骨造4階建ての倉庫棟と鉄骨造平屋建ての危険物庫棟4棟で構成。5棟の総延べ床面積は2万3913平方メートル。大分自動車道の筑後小郡インターチェンジ(IC)に隣接し、九州自動車道、長崎自動車道、大分自動車道の結節点である鳥栖ジャンクションから約5キロメートル。甘木鉄道の今隈駅から約200メートルで、労働力確保の観点からも優位性がある。
 倉庫棟の倉庫部分の外壁は金属断熱サンドイッチパネル。床荷重は1平方メートル当たり1・5トン、有効高さは5・5メートル以上、照度は平均300ルクスを確保。積載荷重4・1トンの荷物用エレベーター2基、垂直搬送機2基を備える。トラックバースには幅10メートルのひさしを設置し、雨天時の入出庫や庫外荷さばきに対応可能。
 事務室と倉庫内トイレの増設、倉庫内空調設備設置の際の配管ルートや室外機置場の確保など、入居テナントの将来のニーズにも対応ができる仕様。環境面では、全館LED(発光ダイオード)照明、人感センサー、節水型衛生器具を設置した。

「ロジスクエア福岡小郡」の外観