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24/03/07

青野海運グループ、業務DXへ「ツナグ」導入

 青野海運(本社・愛媛県新居浜市、青野力社長)など青野海運グループ3社は、グループ内での効率的な情報発信とコミュニケーション活性化を目的に「TUNAGU(ツナグ)」を導入する。社用パソコンを持たない現場の従業員に対し情報が適時行き届かないなどの課題を抱えており、解決を図る。
 海運業を営む青野海運、陸運業と倉庫業を営むアトラス、制御システムや回路設計・制御盤などのユニット製造のサイバーの3社から成る青野海運グループは、ツナグを通じて、現場の従業員に情報をタイムリーに行き届かせるほか、グループ間の知識・経験共有、一人一人が声を上げやすい環境をつくり次世代リーダーの育成も進める。
 ツナグは、入退社管理、社内掲示板、社内チャット、社内カレンダー、福利厚生など多数の機能を全て一つにした情報共有効率化のツール。ドライバーや店舗スタッフといった社用パソコンや法人メールアドレスを持たない社員でも使いやすいよう、スマートフォンで利用できる。エリア、役職、部署別など情報の公開範囲を投稿権限で設定でき、大企業や多拠点企業でも情報が交錯することなく、必要な時に必要な情報を届けられる。
 青野海運の青野社長は「アプリの柔軟性や拡張性、サポート体制が採用した理由」と話す。