- 物流機器メーカー
24/03/06
ラピュタロボ、TOTOの物流拠点に自動フォーク納入
ラピュタロボティクス(本社・東京、モーハナラージャー・ガジャンCEO)は衛生陶器大手TOTOの小倉物流センター(北九州市)に、自動フォークリフト「ラピュタAFL」を納入した。搬送工程の無人化で、生産性の向上や労働環境の改善、持続可能な物流現場の構築を後押しする。
ラピュタAFLは、ラピュタロボ独自のロボティクスプラットフォーム(基盤)とAI技術で、複雑な倉庫作業に柔軟に対応。高度な自己位置推定技術を備えているため反射板や磁石が不要で、既存倉庫にも容易に導入できる。また、夜間稼働に対応しており、早期の投資回収が可能という。
小倉物流センターでは、既存設備の垂直搬送機とシステム連動し、2台の自動フォークを相互連携。これまで有人フォークで行っていた作業を無人化した。TOTOは倉庫・物流の自動化施策を推進しており、今後はラピュタAFLの導入で得た知見をグループの他拠点とも共有する。