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24/03/05

ウイングアーク1st、配車サービス「イクゾー」でスマホアプリ提供へ

 ウイングアーク1st(本社・東京、田中潤社長)は3月27日、オンライン配車業務プラットフォーム(基盤)「イクゾーオンライン」で新機能「ドライバーアプリ」を提供開始する。荷主側で運行情報の確認や荷待ち・荷役作業時間の管理が可能で、物流政策パッケージで掲げられた「荷待ち・荷役作業2時間以内」への対応に活用できる。
 イクゾーオンラインは、企業間の物流に関わる業務をデジタル化し、荷主・運送会社・ドライバーをオンラインでつなげ業務の効率化を図るサービス。新機能のドライバーアプリでは、イクゾーオンラインで登録した運行指示書の運送指示や条件などの内容をドライバーがリアルタイムにスマートフォンで確認できる。急な運行条件変更もアプリに即時反映され確認できるため、情報共有のそごをなくし、運行管理の効率化とドライバー負担の軽減も図れる。
 また、アプリから登録された運行情報は荷主も確認できるため、荷待ち・荷役作業時間を管理できるほか、2月13日に閣議決定された、貨物自動車運送事業法改正による実運送体制管理簿の作成義務化に対応。元請け側で、実運送会社の名称や実際の運賃契約に基づいた実運送体制管理簿の作成が行える。
 料金は月額2万円(車両20台まで、ドライバーアプリ含む)で、20台を超える場合は追加車両1台当たり月額1000円。

配車業務サービス「イクゾーオンライン」の新機能「ドライバーアプリ」の概要