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24/03/05

ダイムラートラック、23年売上高が過去最高

 三菱ふそうトラック・バスの親会社ダイムラートラック(本社・ドイツ ラインフェルデン・エヒターディンゲン、マーティン・ダウムCEO)の2023年の売上高は前年比10%増の559億ユーロ(8兆4968億円)と過去最高だった。また、三菱ふそうの電気小型トラック「eキャンター」は過去最高の1680台を販売した。
 ダイムラートラックの23年の販売台数は同1%増の52万6053台。供給制約があったにもかかわらず、主要市場での旺盛な需要を受け売上高を伸ばした。加えて、三菱ふそうを含むトラックアジア事業部門では、売上高は同9%増の70億6000万ユーロ(1兆731億円)、販売台数は同3%増の16万1171台だった。
 三菱ふそうは、二酸化炭素排出ゼロ車両の主要市場である欧州で同14%増の1万台以上を販売し、07年以降最高の業績となった。車両生産台数は同10%増で、そのうち600台はeキャンター。eキャンター新型モデルはチリ、香港で発売し、インドネシアやオーストラリアでは先行受注しており、23年の販売台数は過去最高の1680台となった。