ＳＧムービングとリネットＪ、廃家電回収を新たに４自治体で開始

　ＳＧムービング（本社・東京、角本高章社長）とリネットジャパンリサイクル（同・愛知県大府市、中村俊夫代表取締役）は２月、使用済み家電を自宅から回収するサービスを新たに岩手県滝沢市、岐阜県可児市、佐賀県神埼市、佐賀県太良町の４自治体で開始した。
　家電リサイクル法が指定する、使用済み家電４品目（テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン）は、メーカー指定引き取り所に運ばれた後、各家電メーカーが引き取りリサイクル処理する決まりだが、大型家電を自宅から運び出すのが難しい、リサイクル券の事前購入に手間がかかる、正しい排出方法が分からないといった状況を背景に、無許可業者による回収や不法投棄が課題となっている。
　ＳＧムービングとリネットジャパンリサイクルは、小型家電も含め、さまざまな廃家電の処分手続きをまとめて行えるプラットフォーム（基盤）を開発。2022年12月からサービスを提供している。連携協定締結自治体は全国106自治体に拡大し。