- 物流施設
24/03/04
阪急阪神不、大阪府に物流施設2棟をしゅん工
阪急阪神不動産(本社・大阪市、諸冨隆一社長)は大阪府内で相次いでマルチテナント型物流施設をしゅん工した。1月31日、松原市に「ロジスタ大阪松原」を、2月29日には豊中市に「ロジスタ豊中」をしゅん工した。サプライチェーンの見直しで加速する企業の物流拠点再編・統合による物流施設需要を見込む。
ロジスタ大阪松原の所在地は、松原市岡1ノ176ノ1。敷地面積は1万800平方メートル。鉄骨造3階建てで、延べ床面積は1万4000平方メートル。阪神高速道路松原線の三宅インターチェンジ(IC)から約3・5キロメートル、阪和自動車道の松原ICから約4・4キロメートルの立地。
トラックバースは大型車12台の同時接車が可能。倉庫部分は、床荷重1平方メートル当たり1・5トン。1階・2階は、有効天井高は5・5メートル。積載荷重3・5トンの荷物用エレベーター2基、垂直搬送機2基を備える。
ロジスタ豊中の所在地は、豊中市勝部3ノ8ノ8。敷地面積は5000平方メートル。鉄骨造3階建てで、延べ床面積は8300平方メートル。阪神高速池田線の豊中南ICから約3・5キロメートル、名神高速道路の豊中ICから約4・0キロメートルの立地。阪急電鉄宝塚線の岡町駅も約1・3キロメートルの徒歩圏内で、雇用確保面でも有利な立地。
トラックバースは大型車10台の同時接車が可能。倉庫部分は、床荷重1平方メートル当たり1・5トン、有効天井高は5・5メートル。積載荷重4・1トンの荷物用エレベーター1基、垂直搬送機1基を備える。
両施設とも複数の高速道路へのアクセスに優れ、関西圏の消費地への配送に適している。また、館内LED(発光ダイオード)照明、人感センサーライト、節水型衛生器具を備え、環境や省エネルギーに配慮した。
2棟のしゅん工により、阪急阪神ホールディングスが国内で展開する物流施設は7棟となる。