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24/02/29

福通・小丸財団、タイのランシット大学などと産学連携の意向書を締結

 福山通運(本社・広島県福山市、小丸成洋社長)と小丸交通財団(小丸成洋理事長)は2月20日、タイのランシット大学で、同校や福山市立大学、タイの関連子会社らと産学連携に関する意向書を締結した。タイと日本の互恵的な関係の発展に貢献する。

タイのランシット大学で産学連携に関する意向書を締結した

 意向書の締結により、タイ国内での日本語作文スピーチコンテストや、福通へのインターンシップ、日本語教育などの産学連携を促進する。同時に、語学教育をはじめとした両国の文化交流の促進や友好関係強化に貢献する。
 同日、「第1回日本語作文スピーチコンテスト」を開催した。作文のテーマは「交通」で、タイ国内の交通安全意識の向上が目的。高校生の部から9人、大学の部から4人の学生がスピーチを披露した。

参加者には賞状と記念品が贈られた

 高校の部の最優秀賞は、バトゥムテープウィッタヤカーン学校のアピワット・ラーシャディーさん。「日本のように幼い頃からの交通安全の教育が、タイでも必要だ」とスピーチした。
 大学の部ではラーチャパットバーソンムデットチャオプラヤー大学のペットチョンプー・ムシッカパートさんが最優秀賞に選ばれ、「バンコクの交通は様々な問題があるが、将来的には解決していき、多くの人が安全に生活できるようにしたい。」とスピーチした。
 コンテストには、来賓として飯島勲内閣官房参与と、在タイ日本国大使館西岡達志次席公使が出席した。