阪急阪神エクス、３月５日から伊ＡＬＰＩ社と食品展「FOODEX」初出展

　阪急阪神エクスプレス（本社・大阪市、谷村和宏社長）は３月５～８日、都内の東京ビッグサイトで開催される食品展示会「FOODEX JAPAN 2024」に初出展する。食品輸送が強みのイタリア代理店Albini & Pitigliani（ＡＬＰＩ）と共同で、食品関連輸送の取り扱い拡大を目指す。

　ＡＬＰＩは1945年に創業。イタリアを代表するフォワーダーの１社で、近年は食品輸送にも注力している。米国向けに年間１万ＴＥＵ（20フィートコンテナ換算）超の輸送実績を持つ。また、「最長輸送日数４日」というフレッシュモッツァレッラチーズなどの取り扱いも得意としている。
　阪急阪神エクスとは93年以来、繊維関係顧客の輸送を中心に日本向けの航空・海上サービスを提供。2023年１月から食品定温輸送貨物をターゲットとし、同10月には共同でイタリア発海上リーファー混載サービスの提供も開始。さらに今年４月、ナポリで冷蔵・冷凍倉庫を約１万1000平方メートルに移転増床する。
　FOODEXはアジア最大級の食品展示会で、３月５～８日の各日午前10時～午後５時（最終日は４時半）。阪急阪神エクスの出展ブースは東６ホール（Ｅ６－Ａ22）。イタリア人スタッフを含むＡＬＰＩの食品輸送チームと在ミラノ日本人駐在員らが各種輸送サービスを紹介する。