- 物流施設
24/02/27
日本GLP、堺市にシャープジャスダロジ専用施設をしゅん工
日本GLP(本社・東京、帖佐義之社長)は1月、堺市に「GLP SJL 堺」をしゅん工した。シャープジャスダロジスティクス(同・堺市、楊秋瑾社長)の専用施設として稼働する。
新施設の所在地は、堺市堺区匠町1ノ16・1ノ17。阪神高速4号湾岸線と阪神高速6号大和川線の三宝ジャンクションから約3・5キロメートルの立地。敷地面積は4万9994平方メートル。鉄骨造4階建てで、延べ床面積は9万2213平方メートル。
大型トラック65台分(トラック50台、トレーラー15台)の待機スペースを備える。横からの貨物の積み降ろし作業に適した横付けバースを導入。シャープジャスダロジの要望により、垂直搬送機の増設、床荷重の増強、一部定温倉庫の設置を行った。環境面では、屋上に太陽光発電設備を備える。太陽光発電設備で生まれた余剰電力は、日本GLPのグループ会社に供給する。
新施設は、日本GLPと鴻海グループで国際物流を手掛けるジャスダ、シャープジャスダロジの3社で組成したジョイントベンチャーが開発。シャープジャスダロジの既存物流施設を新施設に移転し、新しい配送拠点として集約する。
日本GLPは、今回の開発により、ジャスダとシャープジャスダロジの日本でのビジネスパートナーとして一層連携する。