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24/02/27
国交省、自動物流道路の検討を開始
国土交通省は2月21日、高速道路の中央分離帯や地下などに、AGV(無人搬送車)や自動配送ロボットを専用に走らせる「自動物流道路」の検討を開始した。今夏までに想定ルートを含めて方向性をまとめる。今後10年での実現を目指す。
自動物流道路は、高速道路地下にトンネルを建設したり、路肩や中央分離帯に専用道路を設けたりして、人は荷物の管理を行い、荷物を自動で輸送させる構想。海外でも同様の構想があり、スイスでは主要都市を結ぶ地下トンネルを建設し、自動運転カートを走行させるシステムを計画。英国では、物流輸送用の低コストのリニアモーターを使用した、完全自動運転システムを検討している。
今後、複数回の会合を開き、自動物流道路建設による物流への影響に加え、幹線輸送とルート配送のどちらを対象とするかや、必要な道路機能、走行可能な車両を議論する。