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24/02/26

ロジランド、福岡県小郡市に「LOGI LAND」の開発用地取得

 ロジランド(本社・東京、小山幸男社長)は福岡県小郡市に「LOGI LAND小郡鳥栖インター」の開発用地を取得した。開発敷地内を南北に分けた2棟の物流倉庫。まずは敷地北側から着工し、2025年冬のしゅん工を目指す。
 所在地は、福岡県小郡市小郡。「LOGI LAND小郡鳥栖インターⅠ」は敷地面積約2万546平方メートル、鉄骨造2階建て、延べ床面積約2万2416平方メートル。南側の「LOGI LAND小郡鳥栖インターⅡ」は、敷地面積約2万6565平方メートル、鉄骨造3階建て、延べ床面積約3万3000平方メートル。
 長崎自動車道鳥栖インターチェンジから約2・3キロメートル。北部九州の高速道路の結節点となる鳥栖ジャンクションを経由し、福岡市内への配送や九州全域をカバーする広域配送拠点に適した立地。
 北側のⅠは、1棟・分割どちらの利用も可能な設計。荷物用エレベーター2基と、垂直搬送機3基を備える。階層を2層に抑えた仕様と、縦搬送能力で効率的な作業を実現していく。また、ドライバーの残業上限規制に伴う2024年問題に対応すべく、車両待機時間削減に向けスムーズな荷降ろしや積み込みができるようにトラックバースを広く確保する。
 南側のⅡは、特定企業専用施設(BTS)としての開発も可能。需要の高まる危険物倉庫やクロスドック(入荷した荷物を保管せずそのまま仕分け・出荷する仕組み)にも対応した両面バースの採用など、入居企業のニーズや課題に合わせた施設の開発を計画している。
 開発敷地内には大型トラックやトレーラーが通行可能な道路を整備する。

「LOGI LAND小郡鳥栖インターⅠ・Ⅱ」立地図