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24/02/22

サンワサプライ、四街道市で「東日本物流センター」を稼働

 パソコン周辺用品・機器メーカーのサンワサプライ(本社・岡山市、山田和範社長)は1月9日、千葉県四街道市に「東日本物流センター」を稼働した。市場の変化に合わせた新たな分野・カテゴリ―の新製品の投入を見据え、従来の東京物流センターを新築移転する形で大幅に規模を拡大し、設備を強化。より効率的な物流運営で、これまで以上に迅速・円滑に利用者へ製品を届ける。
 所在地は千葉県四街道市上野348ノ1。AMR(自律走行搬送ロボット)を導入し、業務効率の最適化と作業者の負担軽減を実現した。また、ドライバーの残業上限規制に伴う2024年問題に対応すべくトラック配車システムを導入。車両の集中や長時間の待機時間など課題解決にも取り組む。
 環境面では、屋根に太陽光パネルを搭載。物流センター運営に必要な電力をサポートする。非常用発電機も備え、災害時のBCP(事業継続計画)対策として、蓄えた電力を非常用電源として活用できる。四街道市との提携により、災害発生時には避難施設として提供する。
 サンワサプライは今後もさらなるサービス向上と地球環境への貢献を加速させていくとしている。

「東日本物流センター」外観