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24/02/22

東京都、ドローン「レベル3・5」飛行で宅配便の実証実験

 東京都は2月26日から3月8日までの平日、東京都青梅市でドローン「レベル3・5」飛行による宅配便配送の実証実験を実施する。山間地域の生活利便性向上に向けた東京都の宅配便配送プロジェクト。都内ドローン物流サービスの早期社会実装を目指す。
 ドローンの機体「LAB6105」を使い、模擬宅配物を配送する。飛行ルートは2つで、青梅市の二俣尾2丁目運動広場から二俣尾5丁目南運動広場まで片道約1・8キロメートルの「二俣尾ルート」と、二俣尾5丁目第2運動広場から旧北小曽木ふれあいセンターまで片道約2・5キロメートルの「災害時対応検証ルート」。平日の午前11時から午後4時まで実施し、1日最大6回程度片道飛行する。実証には、佐川急便、イームズロボティクス、日本気象協会、サンドラッグが参加する。
 レベル3・5飛行は、2023 年12月に新設されたドローンの飛行要件で、機上のカメラにより歩行者などの有無を確認することで、補助者や看板を配置することなく道路や鉄道の横断を伴う飛行が行える。
 東京都は、都内でのドローン物流サービスの早期社会実装を目指し、22~24年度にかけて民間企業による取り組みを支援している。今後は、有人地帯で補助者なしの目視外飛行が可能な「レベル4」飛行の実証を行う。

山間地域の利便性向上を目指す

飛行ルート