- 船・鉄道
24/02/21
JR東海グループ、4月から新幹線を活用した貨物輸送を開始
JR東海(本社・名古屋市、丹羽俊介社長)とジェイアール東海物流は4月以降、東海道新幹線を活用した。新幹線の持つ速達性と安全・正確・高頻度という特性を生かし、法人向け即日荷物輸送サービスを実現する。
新サービス「東海道マッハ便」は、東京駅と名古屋・新大阪駅感を新幹線を使って輸送するサービス。こだま号の11号車にある業務用室を活用して、荷物を運ぶ。1回当たりの輸送で、段ボール40箱相当まで輸送が可能だ。速達性が求められる医療関係品や精密機器部品、生鮮食品などの輸送を想定している。
ジェイアール東海物流が現在第二種利用運送の許可を申請していて、取得し準備が整った段階で、サービスを開始する。1日当たり東京駅・名古屋駅間が26本、東京駅・新大阪駅間が22本。
今後、JRグループ各社が展開している新幹線輸送サービスとの連携も検討する。JR東日本の提供する「はこビュン」やJR西日本の「FRESH WEST」、JR九州の提供する「はやっ!便」、などと連携し、区間をまたいでの即日配送サービスを構築する。