ＮＸＨＤ、タイの航空貨物配送にＥＶトラックを導入

　ＮＩＰＰＯＮ　ＥＸＰＲＥＳＳホールディングス（本社・東京、堀切智社長）傘下のＮＸタイロジスティクスは１月19日、タイ国内の航空貨物配送に小型電気（ＥＶ）トラックを導入した。二酸化炭素（ＣＯ２）を排出しない車両を活用し、ＣＯ２排出量削減を進める。

　導入するＥＶトラックは、航続距離200キロメートルで最大積載量8800キログラム。バンコク近郊のスワンナプーム空港などで業務を行うバンコクロジスティクスセンターに導入した。今後、航空貨物の配送などに活用する。
　ＮＸグループは、長期ビジョン「グローバル市場で存在感を持つロジスティクスカンパニー」の
実現に向け、気候変動への取り組みを重要課題の１つに位置付けている。今後、トレーラーヘッドなど他車種にもＥＶトラックを導入し、ＣＯ２削減を通して気候変動対策に取り組む。