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24/02/16

日通、輸送のCO2可視化ツール3月に刷新

 

 NIPPON EXPRESSホールディングスの日本通運(本社・東京、竹添進二郎社長)は3月5日、国内の輸送に伴う二酸化炭素(CO2)排出量の可視化ツール「エコトランス・ナビVer.2」を刷新する。顧客が直接、ウェブサイト上で確認できるSaaS(クラウド経由でのソフトウエア提供)型に切り替え、サービス利便性を向上させる。
 

「エコトランス・ナビVer.2」トップページ。分析ダッシュボードではレポートが確認できる

 

 SaaS型へのリニューアルで、顧客がウェブサイト上に輸送データをアップロードすると即座に算定結果を確認できるようになる。また、資源エネルギー省の「特定荷主定期報告書」、国土交通省の「物流効率化法申請用紙」など、公的機関に提出するレポートの作成機能も拡充する。
 日通は2022年9月、エコトランス・ナビVer.2をリリース。顧客から提供された輸送データを元に、CO2排出量の算定・可視化・レポート作成のサービスを展開してきたが、さらに簡単で便利に活用できるように刷新する。