- 物流企業
24/02/08
NXHD、デジタルフォワーディングサービスを拡充
NIPPON EXPRESSホールディングス(本社・東京、堀切智社長)は1月31日、オンラインで運賃見積もりができるデジタルフォワーディングサービス「e-NX Quote」を拡充した。日本(東京)発の輸送を開始したことに伴い、複数航路をサービス対象に加えた。35カ国・地域で利用可能となったほか、二酸化炭素排出量の計算機能も追加した。
e-NX Quoteは2023年7月、20カ国・地域を対象に開始。国際海上輸送のコンテナ貸し切り(FCL)貨物とコンテナ混載(LCL)貨物に対応し、オンライン上で数量、出発地・到着地、商品などの情報を入力するだけで、即時に運賃見積もりを提示する。また、このほど国際輸送の二酸化炭素排出量計算ツール「NX-Green Calculator」と連携し、輸送時の二酸化炭素排出量の情報も提供できるようになった。
NXグループはIT・デジタル技術を駆使して国際輸送業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)化を加速し、顧客のグローバルビジネス展開を支援する最適な物流サービスの開発に取り組んでいる。今後もe-NX Quoteの対象航路を拡大し、国際航空貨物輸送の見積もりにも範囲を広げるなど機能拡充を図る方針。