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24/02/06

ナビタイム、配達アプリで道路の幅員を表示

 ナビタイムジャパン(本社・東京、大西啓介社長)は1月30日、配達員の業務サポートアプリ「配達NAVITIME(ナビタイム)」で、道路の幅員を表示する機能を提供開始した。あらかじめ道路の幅員を確認できることで、狭く通れない・通りづらい道に進入するリスクを減らし、安全運転と業務効率化をサポートする。
 新機能では、道路の幅が、3・0~4・0メートルの道路は「狭い道」として黄色、3・0メートル未満の道路は「非常に狭い道」としてオレンジ色で地図上に表示される。幅員の数値も吹き出しで表示され、タップすると対面通行道路か一方通行道路かを確認できる。地図アプリ「グーグルマップ」の「ストリートビュー」やアップルの「ルックアラウンド」と連携し、実際の道路の狭さを写真で確認でき、事前に停車位置を決める際にも役立つ。
 配達NAVITIMEユーザーの走行履歴のうち、生活道路が約47%。カーナビアプリ「カーナビタイム」ユーザーでは10%未満で、配達員の方が一般ドライバーよりも生活道路を走行する機会が多い。新アプリを通じ、幅員の狭い生活道路を頻繁に利用する配達員の業務をサポートする。

配達NAVITIMEで提供される道路の幅員表示機能のイメージ