• 物流施設

24/02/06

オリックス不、25年6月大阪府高槻市で物流施設しゅん工

 オリックス不動産(本社・東京、深谷敏成社長)は2025年6月、大阪府高槻市にマルチテナント型物流施設「高槻ロジスティクスセンター」をしゅん工する。高速道路や鉄道へのアクセスに優れ、交通利便性や通勤利便性が高い立地で、物流企業の入居を見込む。 
 新施設の所在地は、大阪府高槻市下田部町2ノ7。敷地面積は2万9347平方メートル。免震構造・鉄骨造4階建てで、延べ床面積は6万3262平方メートル。
 新名神高速道路高槻インターチェンジ(IC)から約6・5キロメートル、名神高速道路茨木ICから約7キロメートルと高速道路へのアクセスに優れた立地。27年度には新名神の全線開通が予定され交通利便性のさらなる向上が見込まれる。また、阪急京都線の高槻市駅から約2・1キロメートルと通勤利便性が高く、雇用確保にも優位な立地。
 トラックバースは10トン車計83台(1階41台、3階42台)の同時接車が可能。3階へはスロープで車両が上がれる。床荷重は1平方メートル当たり1・5トン、はり下有効高は5・5メートル以上。EV(電気自動車)用の充電スタンドを3基設置する。従業員用のカフェテリアとシャワーブース付きのドライバー休憩室を設置し職場環境に配慮。屋上に太陽光発電設備を設置するなど環境にも配慮した施設。
 オリックスグループは、東名阪を中心に49物件の物流施設の開発実績を持つ。今後も進化するサプライチェーン戦略への対応や、環境に配慮した施設の開発を目指す。

高槻ロジスティクスセンター外観イメージ