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24/02/02

西濃×トナミ、金沢市と愛知県岡崎市で共同配送をスタート

 西濃運輸(本社・岐阜県大垣市、小寺康久社長)とトナミ運輸(同・富山県高岡市、髙田和夫社長)は2月1日、金沢市と愛知県岡崎市の一部地域で共同配送をスタートする。労働力不足が顕在化する中、お互いの強みを生かしあい、持続可能な物流ネットワークの維持につなげる。

共同配送で持続可能な物流ネットワークの構築を図る

 対象地域は金沢市の上荒屋地区・神野地区・みどり地区、岡崎市の新居地区・中嶋地区。金沢では西濃運輸金沢支店からトナミ運輸金沢支店に対象地区向けの荷物を持ち込み。トナミ運輸のドライバーが、自社荷物と一緒に配達を行う。岡崎では、トナミ運輸岡崎営業所から西濃運輸岡崎支店に対象地区の荷物を持ち込み。西濃運輸のドライバーが自社荷物と一緒に配達を行う。荷物の追跡情報は、従来道理それぞれのホームページから確認が可能だ。

 共同配送により、トラックの積載率向上や、トラック台数の削減、ドライバーの生産性向上などの効果が期待できる。労働人口の減少や働き方改革などで、将来的なドライバー不足が心配される中、両社は地域的な強みを生かしながら、持続可能な物流ネットワークを構築する。