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24/02/02

鈴与、川崎市に医療機器向け物流拠点を開設

 鈴与(本社・静岡市、鈴木健一郎社長)は2月1日、川崎市に医療機器を取り扱う「東扇島メディカルセンター」を開設した。医療機器向け総合物流を展開する拠点で、高品質で安定した物流の提供を行う。

東扇島メディカルセンターが入居する建物外観

 新センターの所在地は、川崎市川崎区東扇島21「ESR東扇島ディストリビューションセンター」7階。延べ床面積6789平方メートルを賃借する。
 医療機器製造業登録倉庫として、輸入手配から在庫保管、流通加工、入出荷まで一貫して対応。検品やラベル貼りといった製造業務にも対応可能だ。品質マネジメントシステムに関する国際規格「ISO13485」を取得し、専門スタッフが、業務を行い、高品質で安定したサービスを提供する。
 同一建物内には、化粧品製造業や医薬部外品製造業のライセンスを取得している東扇島第二物流センターがあり、薬事関連の取り扱いに慣れたスタッフが多く在籍している。近隣にある大黒メディカルセンターでは、滅菌前洗浄やクリーンルーム内での作業なども対応可能。
 センターは首都高湾岸線東扇島インターチェンジから1キロメートルに立地で、首都圏・関東圏へのアクセスに優れている。高い品質が求められる医療機器や医療品輸送に対応可能な拠点を、利便性の高い臨海エリアに開設することで、安定的な物流サービスの提供につなげる。