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24/01/31
SBSロジコム、シーネットの映像検索システムを導入
SBSロジコム(本社・東京、鎌田正彦社長)はこのほど、NRC支店でシーネットの映像検索システムとクラウド型監視カメラシステムを導入した。検品・出荷作業を監視し、作業品質を向上させる。また作業過程を映像化し、検索可能にすることで顧客対応時間の短縮につなげる。
導入したシステムは映像検索システム「GAZOQS」。倉庫などでの、入荷検品・出荷検品・こん包の各工程を撮影し、顧客から問い合わせを受けた時、対象となる作業映像を即座に検索できる。撮影はクラウド型監視カメラ「GAZOCL」で行われ、映像はクラウド上に保存される。
システムが導入されたNRC支店では、CD・DVDなどの音楽・映像コンテンツを取り扱う。特典付きの商品購入者が増える中で、月20件程の商品不足の問い合わせがあり、原因調査に30~60分程度かかっていた。また曖昧な情報しか提供できず、スタッフが納得して作業に向き合えない課題があった。
システムの導入後は、原因調査にかかる時間が2~3分に短縮され、また映像による客観的な事実を提供できるようになったことでミスの原因特定ができるようになり、改善につなげられた。また作業ミスは60万件中2件に削減した。
SBSロジコムは、業務過程の効率化向上と出荷ミスの最小化に向けて積極的な取り組みを行う。