エニキャリ、東京都中央区で新拠点を本格稼働

　自転車配送によるラストワンマイル物流を手掛けるエニキャリ（本社・東京、小嵜秀信社長）は１月17日、東京都中央区で新拠点を本格稼働した。配達員拠点「神田拠点」の稼働により、運輸業界や倉庫業界とも提携を進め、物流資源の稼働率向上に取り組む。
　新拠点の所在地は中央区日本橋本石町。対象エリアは、中央区とその周辺区の一部。最大14人の配達員が同時稼働できる。2023年12月18日から順次営業を開始していた。
　エニキャリは、ＩＴと自転車を活用し、需要に応じた配達注文受付サイトの構築や配達管理システムの提供、自転車による配達代行サービスを提供する企業。新拠点の稼働により、ＩоＴやＡＩを活用し物流の見える化、パレット規格化を図り共同物流につなげる「フィジカルインターネット」の構築を進める。