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24/01/29

日通、九州発の新国際海上混載サービス 世界へ高速・低価格輸送

 日本通運(本社・東京、竹添進二郎社長)は1月19日、九州・山口エリアの貨物を東京に集約し、直行便で全世界の各仕向け地へ輸出する国際海上混載サービスを開始した。同社ネットワークを活用し、従来よりも15%以上リーズナブルな価格で高速輸送サービスを実現する。
 東京から各仕向け地まで直行便を利用することで、九州・山口から各仕向け地までのトランジットタイム(航海日数)を従来サービス比で大幅に短縮する。欧米を中心に新たな仕向け地を加えた。
 また、従来、トラックでの転送が主だった国内輸送部分で、NXグループのRORO船「ひまわり」や鉄道を利用することで、 二酸化炭素排出量削減とドライバーの労働規制強化に伴う2024年問題に対応し、顧客のサステナビリティー(持続可能)経営に貢献する。
 博多発で内航船利用時のトランジットタイムは、米ロスアンゼルス21日、シカゴ31日、サンフランシスコ31日、シアトル21日、カナダ・バンクーバー24日、トロント31日、メキシコ・マンザニーロ25日、蘭ロッテルダム38日、独ハンブルグ45日、英ロンドン43日、豪シドニー34日、印ニューデリー44日、中国・青島11日など。

※CFS=コンテナ・フレート・ステーション