流通経済研究所、『流通情報』24年１月号で流通業の脱炭素を特集

　流通経済研究所（本社・東京、青山繁弘理事長）は研究情報誌『流通情報』の2024年１月号で、流通業の脱炭素とサステナビリティー（持続可能性）について特集した。「環境に配慮したイノベーション」と題し、６編の論文レポートを公開。流通業界がこれから取り組むべき方向性について、世界的な環境面や政策に関する基本的な情報、イノベーション（革新）の方向、流通企業の具体的な取り組み事例を紹介している。
　論文レポートは、１編目で国内外の政策を解説。２編目はソーシャル・イノベーションの創出と消費者の責任ある消費について論じている。また、３編目以降ではアスクルや三菱食品、ウエルシア・マツキヨココカラ・ツルハのドラッグストア大手３社の取り組み事例を紹介しているほか、食品小売業の取り組み状況を分析している。
　流通情報は、流通市場に関する重要なテーマに焦点を当てた会員向けの研究情報誌。食品業界、小売業、卸売業、物流業など多くの分野の関係者によるレポート、流通経済研究所の研究員による報告などの独自のコンテンツを提供している。隔月刊（年６号刊行）。定期購読は年間３万3000円（税込み）。
　公式ノートのＵＲＬはhttps://note.com/dei_ryuken/n/ncf641058803c