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24/01/23

ヤマト運輸、IoT活用の見守りサービスで新規入会キャンペーン

 ヤマト運輸(本社・東京、長尾裕社長)は3月31日まで、「クロネコ見守りサービスハローライト訪問プラン」の新規入会キャンペーンを展開している。IoT電球を使った見守りサービスを通じて、高齢化に伴う地域の社会問題解決に貢献する。
 キャンペーンは1月22日から開始。法人・個人の顧客が対象。法人の場合、キャンペーン特設サイトから新規で申し込むと、3カ月分の月額利用料金が無料となる。個人の場合、既にサービスを利用している顧客が、友人に特設サイトから紹介用URLを共有し、同URLから新規申し込みを行うと、紹介者には1000円分、友人には500円分の電子マネーが付与される。
 同サービスはIoT電球を設置し、電球の点灯・消灯の動きを見守ることで、設置先の異常を検知するサービス。24時間動きがない場合に、指定された通知先に、自動でメールが配信される。月額利用料は1078円(税込み)。
 ヤマト運輸は、地域での独居高齢者の増加や高齢者を見守る人材不足の解決のため、2022年から全国でサービスを提供。個人利用だけでなく、不動産業の高齢者向け入居サービスや、自治体の見守り事業にも導入されている。23年12月末時点で約1万件の利用申し込みがある。

法人向けでは3カ月無料、個人向けでは電子マネーのプレゼントをしている