ダイムラートラック、23年Ｇ販売台数が前年比１％増、ＥＶは４倍弱に

　三菱ふそうトラック・バス（本社・川崎市、カール・デッペン社長兼ＣＥＯ）の親会社ダイムラートラック（同・ドイツラインフェルデン・エヒターディンゲン、マーティン・ダウムＣＥＯ）の2023年グループ世界販売台数は、前年比１％増の52万6053台だった。コロナ禍によるサプライチェーンの混乱が続く中、販売を伸ばし、そのうちＥＶ（電気自動車）の販売台数は前年から４倍近く伸ばした。
　グループ販売台数のうち、三菱ふそうを含むトラックアジア事業部門では、同３％増の16万1171台。また、ＥＶの販売台数は、同277％増の3443台だった。
　ダウムＣＥＯは「23年には、ＥＶの販売台数は前年比３倍以上に増加した。ＥＶ製品は10車種に拡大した。これは将来の成長の基盤であり、未来の輸送をリードする当社の熱意の表れ」と話す。