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24/01/22

SGリアルティ、25年7月江東区で新施設 佐川急便が中継Cに利用

 SGホールディングスのSGリアルティ(本社・京都市、橋本譲社長)は2025年7月、東京都江東区に「SGリアルティ新砂」をしゅん工する。グループの佐川急便が新たな大型中継センターを開設し、関東エリアの中継機能強化と輸送ネットワークのさらなる効率化を図る。

「SGリアルティ新砂」完成イメージ

 SGリアルティ新砂の敷地面積は、約3万3457平方メートル。鉄骨造7階建てで、延べ床面積は約8万6768平方メートル。首都高速湾岸線の新木場インターチェンジ(IC)から約3・3キロメートル、首都高速9号線の枝川ICから約2・8キロメートルの立地。1階に大型車待機場、6階および屋上に大型車待機場兼駐車場を備える。
 環境に配慮した施設開発で、屋根面などに自家消費型太陽光発電設備を設置。また、地表面に加えて壁面緑化も施す。インテリアに天然木材を活用して快適なオフィス環境を提供するほか、災害対策として非常用発電設備、マンホールトイレを整備する。
 佐川急便は主要テナントとして入居し、26年2月に「東京中継センター」を稼働開始する。