• 物流施設

24/01/18

相鉄グループ、東京都羽村市で初の物流施設をしゅん工へ

 相鉄グループの相鉄アーバンクリエイツ(本社・横浜市、左藤誠社長)とクレド・アセットマネジメント(同・東京、塩田徳隆社長)は2024年11月にも、東京都羽村市に物流施設「CREDO羽村」をしゅん工する。同社グループ初の物流施設開発案件で、インターネット通販をはじめ旺盛な物流需要に応える。
 所在地は羽村市神明台。敷地面積は約7200平方メートル。鉄骨造4階建てで、延べ床面積約1万5200平方メートル。圏央道青梅インターチェンジ(IC)から約6キロメートル、中央自動車道八王子ICから約11キロメートルの距離にあり、各地への広域配送拠点として活用できる。近接する国道16号で神奈川県や東京都西部への配送でも利便性がある。
 また、JR青梅線羽村駅から徒歩約13分の距離にあり、電車通勤が可能。近隣には住宅地も広がり、雇用確保でも好立地にある。施設は明るく清潔感のある雰囲気で働きやすい環境となっている他、屋上には太陽光発電システムを導入し、一部館内の電力として利用できるようにする。
 相鉄グループは30年の長期ビジョンで、不動産事業の抜本的な強化を戦略の一つに掲げ、今後も成長の見込める物流施設を開発・投資対象に加えている。共同で施設開発を手掛ける2社は1月16日、起工式を行った。

1社貸し切りも可能な施設として開発する「CREDO羽村」