• 物流企業

23/12/22

ネクストロジ、ダブル連結トラック1台で大型トラック3台分を輸送

 ネクスト・ロジスティクス・ジャパン(=NLJ、本社・東京、梅村幸生社長)はこのほど開発した全高4・1メートルダブル連結トラック1台で、大型トラック3台分の混載輸送に成功した。ドライバーの残業上限規制に伴う物流2024年問題を見据えた取り組みを加速する。
 荷主3社が協力して関東―関西間、片道500キロメートルでリードタイムを調整。各社がそれぞれ総重量25トントラックで運んでいた荷物を連結総重量44トンのダブル連結トラック1台で運んだ。
 積載率は、大型トラックの業界平均38パーセントに対し88%まで向上。二酸化炭素排出量は58パーセント削減、ドライバーは66パーセントの省人化に成功した。より少ないドライバーとトラックでより多くの荷物を運ぶことに成功した。
 ネクストロジでは今後、パートナー企業に加え、「NLJ plus+」参加企業と共に、社会インフラである物流を持続可能なものにしていくため一丸となって取り組み、全国に拡大すべく活動していくとしている。

ダブル連結トラック導入後は、二酸化炭素排出量削減やドライバーの省人化に成功した

全高4・1メートルのダブル連結トラックに混載し、積載率88%を達成した