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23/12/12

SBS東芝ロジ、JILSと国交省主催のセミナーで講演

 SBS東芝ロジスティックス(本社・東京、金沢寧社長)は、社員が2つのセミナーで改善事例の講演を行った。
 11月29日の日本ロジスティクスシステム協会(JILS)「物流改善フォーラム2023」と、12月7日に実施した国土交通省の「ホワイト物流推進運動セミナー」で講演を行った。どちらもオンラインで開催され、SBS東芝ロジの「包装・設備技術グループ」の戸田太地さんが改善事例を紹介した。

オンラインで講演を行ったSBS東芝ロジの包装・設備技術グループ戸田太地さん

 講演では、従来の箱のコスト高と、作業工数とプラスチックを使用した場合の環境への負荷が大きいことを主な問題点として着目。物流視点のデザイン思考を持ち、顧客の製品仕様を制約条件ととらえて協働し、包装デザインのオールダンボール化・コンパクト化に取組んだ結果、包材費65パーセント減、作業工数30パーセント減、プラスチック100パーセント減、二酸化炭素(CO2)25パーセント減を達成した事例を紹介した。
 物流改善フォーラムは、企業の物流改善活動の活性化を目的に開催され、ホワイト物流推進運動セミナーは、「ホワイト物流」推進運動の周知促進を目的としたセミナー。
 SBS東芝ロジは、今後も日々の改善活動を継続的に行い、生産性の向上を図るとともに、最適なソリューション提供による物流コスト削減を目指すとしている。