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23/12/07

三菱ふそう、カーボンニュートラル推進支援サービスを開始

 三菱ふそうトラック・バス(本社・川崎市、カール・デッペン社長兼CEO)は12月、カーボンニュートラル(炭素中立)推進支援サービスを国内で開始した。
 小型電気トラック「eキャンター」の導入・運用を支援する「FUSO eモビリティソリューションズ」のうち「ゼロエミッションソリューション」の一部として提供。eキャンターの輸送領域だけではなく電動車への転換を包括的に支援し、顧客のビジネス全般の脱炭素化を後押しする。
 カーボンニュートラル推進支援サービスで20年以上の実績があるエコエナジーと協業。温室効果ガス排出量の可視化から排出量削減の計画策定・実行までを包括的にサポートする。三菱ふそうが顧客ニーズに合わせて提案し、エコエナジ―が実務を担う。
 2050年カーボンニュートラル達成の政府目標を受け、国内では企業への社会的要請が高まっている。一方、物流業界では、トラックユーザーである運送会社が荷主に脱炭素化の取り組みを求められた際に、「どこから始めればいいのか分からない」と戸惑う声が上がっている。こうした声に応え、三菱ふそうはエコエナジーと共に、脱炭素化に向けた包括的なソリューションを提供する。