• 物流企業

23/12/07

大和物流、滋賀県の湖南工業団地に新拠点

 大和物流(本社・大阪市、木下健治社長)は12月1日、新拠点「滋賀湖南物流センター」を滋賀県湖南市で稼働した。メーカーや流通事業者向けに、保管・荷役から輸配送までを提供する調達・配送拠点として運営する。建材や産業機械、電子機器などの幅広い貨物を取り扱い、多岐にわたる業種・業態の物流課題に対応する。
 所在地は湖南市西峰町2ノ4。県内最大級の工業団地「湖南工業団地」内で、敷地面積は約6640平方メートル。鉄骨造3階建てで、延べ床面積は約8794平方メートル。床荷重は1階が1平方メートル当たり2トン、2・3階が同1・5トン。荷物用エレベーター、垂直搬送機、ドックレベラー各1基を備える。
 名神高速道路の竜王インターチェンジから約6・2キロメートルの立地。生産拠点に近接し、交通利便性に優れる。湿気やほこりが入りにくく貨物の衛生管理がしやすい高床式倉庫。ドックレベラーを備え、海上コンテナなどの多様な荷物の取り扱いが可能。また、フォークリフトや台車での積み降ろしも容易で、生産性の高い荷役作業を行える。
 既存拠点の滋賀物流センターⅠ、Ⅱから約3キロメートル、滋賀竜王物流センターから約7キロメートル。新拠点と合わせた4棟の総床面積は、約4万3500平方メートルを確保した。4棟間で、車両や人員の連携、繁閑の在庫量増減に対応し、安定的な事業運営を図る。

12月1日に稼働開始した「滋賀湖南物流センター」