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23/12/06

タクミ建設、京都府八幡市に純木造倉庫しゅん工

 CLTフランチャイズネットワーク本部「日本CLT技術研究所」の加盟企業であるタクミ建設(本社・京都市、山口龍史代表取締役)は11月20日、京都府八幡市にCLT工法の純木造倉庫をしゅん工した。
 京都府八幡市の運送会社吉秀トラフィックが使用する。所在地は、京都府八幡市下奈良新下10ノ1。敷地面積は約4499平方メートル。木造平屋建てで、延べ床面積は約1278平方メートル。間口約30メートル、奥行き約40メートル、高さ約6メートルで、トラックが倉庫内まで進入して荷物の積み降ろしができる。
 CLTは、板の層を各層で互いに直交するように積層接着した厚型パネルのこと。今回、建物が地震や風圧など水平の力に耐えるために重要な役割を担う耐力壁に使用された。その他の構造材には集成材や合板が使用された。
 主要な構造材を組み立てる建て方の工程は19日で完了し、工期を短縮できるCLT工法のメリットが生かされた。

しゅん工した「吉秀トラフィック倉庫」外観

建て方終了後の様子