• 物流企業

23/12/06

SBSゼンツウ、労働時間削減などをテーマに改善事例発表会を開催

 SBSゼンツウ(本社・東京、池田伸之社長)は11月25日、埼玉県戸田市の新曽福祉センターで、労働時間削減と定着率向上をテーマに改善事例発表会を開催した。物流品質向上と働きやすい労働環境を目指す。
 発表会では、生活物流部門全74営業所の中から、選ばれた9営業所の所長が発表。大阪府の豊中営業所の工藤憲治所長が優勝した。
 豊中営業所は、労働時間削減の面では、誤配や未配が起きると事務所管理者が対応に当たり、管理者不在で全体の事務作業が滞りがちになるため、品質改善を目指し誤配や未配の入電件数削減に取り組んだ。定着率向上の面では、新入社員の仕事の悩みが抽出できていなかったことやモチベーション低下に焦点を当て、引き継ぎ体制や社員教育を強化して事故削減に取り組んだ。結果として、誤配や未配に関する入電件数・残業時間を削減。離職者数は前年度よりも減少した。
 生活物流部門では、日々の業務品質向上を目的とし、毎年、改善事例発表会を開催している。
 

改善事例発表会の授賞式の様子(前列中央が豊中営業所の工藤所長)